「真面目だね」とよく言われる。
他に褒めるところがないからそう言われるのだ、と斜に構えて生きてきたが、
確かに人よりも真面目な部分が少し多いのかも知れないと最近は思えてきた。
では、どうして自分は真面目に生きているのかと考えてみた。
それはたぶん『本当の瞬間』に自分自身に怖気つかないためだと思う。
本当の瞬間を言葉で説明するのは難しいが、人生の分岐点のようなものだと思う。
The Blue Heartsの歌詞にも『ほんとの瞬間はいつも死ぬほど怖いものだから〜』とあるが、その通りで、本当の瞬間に頼ることができるのは真っ裸にされた自分自身だけで、とても怖いものだと思う。
私は自分に対して自信がない。
だから何も準備していない状況では本当の瞬間が訪れた時に対応ができないと思う。
しかし、普段から真面目に嘘なく生きていれば(少なくとも自分が自分に納得ができていれば)、本当の瞬間に自信を持って行動ができると思う。
だから私は真面目に生きているのだ、と今は思っている。