【映画レビュー】「Blue Giant」
『Blue Giant 』
今年というか、これまでに観た映画でトップレベルに良かった。
2週連続で映画館に行き、2週連続で号泣をしてしまった。
世間では、ロジカル的/功利的なものが時代の本線になりつつある。
『根拠は何ですか?』
『定量的に話すことが大事だよ』
確かに論理的/定量的に話すことはとても大事である。
でも、
『言葉にできなくても好きなものは好きじゃん』
理由があるから『好き』じゃなくて、『好きだから好きなんだよ!』
『誰かに説明できなくても、誰にも理解されなくても良いものは良いじゃん』
忘れていた感情が心の底から湧いてくるような映画だった。
いくら時代が変わろうと、情熱に代替できるものはないのだ。
情熱を忘れないように生きていこう、そう思えた映画だった。