歩く猫

日々飽和をして溢れてしまう感情を残すために書いています。

【映画レビュー】「四月の永い夢」

映画全体を通しての色が素晴らしい。

一つの詩を読んでいるかのような、余韻の残る映画だ。

思うに、我々の普段の生活では言葉で全て説明する事が求められる事が多く、説明できないことは往々として悪いことと捉えられてしまう。

また、情報過多な社会で暇があれば携帯をいじってしまったり、まったく行間のない日々を過ごしている。

それに対し、この映画は詩的で行間のある映画であり、忙しない日々に清涼感を与えてくれるものだ。

 

行間のない日々に疲れた時は、この映画を見て癒されたいなと思う。